今年も9月1日 越中八尾の風の盆が始まった。
写真を趣味にする者なら誰しもが撮ってみたい と、思うだろう。
自分の仲間たちもこぞって出かけてた。
自分は、行くつもりはなかったけど 最終日夜10時を回ってからじと思いだしたように撮影に行くことにした。
哀愁を帯びた胡弓の音に惹かれた訳ではなく、本来のおわら風の盆の心情を撮ってみたくなったから。

画像: 今年も9月1日 越中八尾の風の盆が始まった。 写真を趣味にする者なら誰しもが撮ってみたい と、思うだろう。 自分の仲間たちもこぞって出かけてた。 自分は、行くつもりはなかったけど 最終日夜10時を回ってからじと思いだしたように撮影に行くことにした。 哀愁を帯びた胡弓の音に惹かれた訳ではなく、本来のおわら風の盆の心情を撮ってみたくなったから。

観光地化した八尾の町は今年三日間で24万人のひとで溢れた。
特に最終日は土曜日とあって、余計多くなったのかもしれない。
午前1時まで、交通規制が敷かれ車で町近くまでは行くことができない。
夜明けの雰囲気をからめたくて午前3時に家を出る。

画像: 観光地化した八尾の町は今年三日間で24万人のひとで溢れた。 特に最終日は土曜日とあって、余計多くなったのかもしれない。 午前1時まで、交通規制が敷かれ車で町近くまでは行くことができない。 夜明けの雰囲気をからめたくて午前3時に家を出る。

午前3時半すぎから撮影を始め 観光の人は随分と少なくカメラマンの姿が多くみられた。
ねらいは一緒なんだろうけど、おわら風の盆はフラッシュやストロボ そして三脚の使用は禁止されている。
にもかかわらず、あちこちで照射光が瞬く。
腹立たしいが、注意してもイタチごっこ 中には逆ギレするひともいる。
ぼんぼりや外灯だけの灯りの中で、踊り手や歌い方を撮ろうとするのだから かなりのむずかしさがある。
昨年は、このマナーを守らないために町流しをやめてしまった町内もあった。
ネットで調べて、撮影にくるんだろうけど そういう最低限のルールは守ってほしいものだ。

画像: 午前3時半すぎから撮影を始め 観光の人は随分と少なくカメラマンの姿が多くみられた。 ねらいは一緒なんだろうけど、おわら風の盆はフラッシュやストロボ そして三脚の使用は禁止されている。 にもかかわらず、あちこちで照射光が瞬く。 腹立たしいが、注意してもイタチごっこ 中には逆ギレするひともいる。 ぼんぼりや外灯だけの灯りの中で、踊り手や歌い方を撮ろうとするのだから かなりのむずかしさがある。 昨年は、このマナーを守らないために町流しをやめてしまった町内もあった。 ネットで調べて、撮影にくるんだろうけど そういう最低限のルールは守ってほしいものだ。

町中へ入って行くと、歌い方の声や胡弓の音が聞こえない。
本番を終えて、各町内がそれぞれの町へもどって自分たちの踊りを楽しむ。
これが、本来の風の盆。
もの哀しい哀愁を帯びた胡弓の音も、町の人たちの素朴な音に変わっていく。
そして、三日間踊り通した達成感 ホォとくつろぐ満足感 やりとげた連帯感などがにじみ出てくる。

画像: 町中へ入って行くと、歌い方の声や胡弓の音が聞こえない。 本番を終えて、各町内がそれぞれの町へもどって自分たちの踊りを楽しむ。 これが、本来の風の盆。 もの哀しい哀愁を帯びた胡弓の音も、町の人たちの素朴な音に変わっていく。 そして、三日間踊り通した達成感 ホォとくつろぐ満足感 やりとげた連帯感などがにじみ出てくる。

一方では、疲れ果てて浴衣のまま道路に座り込んで休む若者もいる。
自分は主旨を説明して撮らせてもらって 事後必ず被写体になってもらったひとに見せることにしている。
それに便乗してカメラを持ったものは容赦なく断りもせずシャッターを切って素知らぬ顔をして去っていく。
ひと言、礼を言っていくのがマナーだと思うのだが。

画像: 一方では、疲れ果てて浴衣のまま道路に座り込んで休む若者もいる。 自分は主旨を説明して撮らせてもらって 事後必ず被写体になってもらったひとに見せることにしている。 それに便乗してカメラを持ったものは容赦なく断りもせずシャッターを切って素知らぬ顔をして去っていく。 ひと言、礼を言っていくのがマナーだと思うのだが。

午前4時を回って、最後の収めおわらの町流しが始まる。
これから小1時間 踊り続けることになるがカメラマンにとってはラストチャンス。
ここでも、ストロボを光らせて列の正面に立って進行のジャマをする輩がいる。
それを察知してか、表情にはあきらかに憔悴しきって踊りもバラバラになっていた。

画像: 午前4時を回って、最後の収めおわらの町流しが始まる。 これから小1時間 踊り続けることになるがカメラマンにとってはラストチャンス。 ここでも、ストロボを光らせて列の正面に立って進行のジャマをする輩がいる。 それを察知してか、表情にはあきらかに憔悴しきって踊りもバラバラになっていた。

夜が白み始める頃、最後の踊りに入る。
ここでも、ストロボが光りスマホのライトがあちこちで見られた。

画像: 夜が白み始める頃、最後の踊りに入る。 ここでも、ストロボが光りスマホのライトがあちこちで見られた。

撮りたい気持ちはわかるけど、うまく撮れてるんだろうか?
って、余計なお世話かも。

画像: 撮りたい気持ちはわかるけど、うまく撮れてるんだろうか? って、余計なお世話かも。

全部踊りきらない内に町へ戻った。
早々と、車が入ってくる。
見ると、県外ナンバーだった。
朝空が朱く焼け浴衣姿の女性が三人 これから見送りおわらに行くと言っていた。
見送りおわらとは、列車で帰る観光のひとたちを駅のプラットホームで踊るおわらであるけど、自分は興味がないので後ろ姿だけ撮らせてもらった。

画像: 全部踊りきらない内に町へ戻った。 早々と、車が入ってくる。 見ると、県外ナンバーだった。 朝空が朱く焼け浴衣姿の女性が三人 これから見送りおわらに行くと言っていた。 見送りおわらとは、列車で帰る観光のひとたちを駅のプラットホームで踊るおわらであるけど、自分は興味がないので後ろ姿だけ撮らせてもらった。

別の町内でも流し踊りが終わって、「おつかれさまぁ」の声があちこちで聞かれた。
自分としては、明けゆく空の下の踊りが撮れなかったのが残念でもあるけど、そこまで踊っている町内はない。

画像: 別の町内でも流し踊りが終わって、「おつかれさまぁ」の声があちこちで聞かれた。 自分としては、明けゆく空の下の踊りが撮れなかったのが残念でもあるけど、そこまで踊っている町内はない。

朝5時20分 踊りのない通りにはひともいなくなって、ぼんぼりの灯りもまもなく消える。
このぼんぼりも、個人宅の前のものは個人管理 来年まで自分の家に保管しているそうな。

画像: 朝5時20分 踊りのない通りにはひともいなくなって、ぼんぼりの灯りもまもなく消える。 このぼんぼりも、個人宅の前のものは個人管理 来年まで自分の家に保管しているそうな。

町総出のイベントもこれで終わり。
これだけのイベントでも、町中には屋台は一軒もない。
ねこもお腹がすいたのだろう。
なにか食べ物をねだっていた。
今年は、踊りを撮らなかった。 来年もおそらく撮らないだろう。
それよりも、こうして伝統を守り続ける町の人たちの姿を捉えていきたい。

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