理由はよく解りませんが、、、とにかく、僕には彼女達の苦しむ声が聞こえた。
会社からほど近い場所に、100メートル程の小道がありまして、その両脇にはずっと紫陽花の花が植えられています。梅雨の季節ともなりますと、それは見事な紫陽花ロードとなる小道でありますが...
今年も、そんな満開の紫陽花の花の写真と撮りまして、それから一月程経ったある日。その道の前を車で通りかかった所、ただならぬ様子が一瞬目に入り、車を停めてその小道に行ってみますと....
驚きました。辺り一面、紫陽花の骸。なぜ、この様な仕打ちを、彼女達が受けなければならなかったのか、僕にはその理由は解りません。
もしかしたら、来年、また見事な花を咲かせる為に、紫陽花の場合はこの様なシメめ方が通常なのかも知れず... また、この小道の双方には、すぐに民家が建ち並んでいますので、この距離ですから、イタヅラによる仕業ではあるまいなどと思いつつ。。。
しかし、善意にした所で、その光景は、僕には余りにも無残なモノと映りました。まだまだ咲き頃の大輪の花達は皆苦しそうであり、そして無念であると、、、レンズを向ける度、ことごとく彼女達が目を閉じて行くのを感じました。















