その鳥に初めて出会ったのは数十年前、僕がまだ高校生の頃でした。
川辺で座っていた自分の目の前を碧い一筋の光が走ったのです!その光は目の前の木に留まりその姿を現しました。鮮やかな羽をまとった小鳥!

画像1: 水辺の宝石カワセミと
野鳥を撮るということ。

な、何なんだこの鳥。初めて見る姿に感動というより、何か幻を見ている様な感覚でした。

画像2: 水辺の宝石カワセミと
野鳥を撮るということ。

その鳥がカワセミという鳥ということは数年後のテレビ番組で知りました。
あっあの時の鳥だっ!

画像3: 水辺の宝石カワセミと
野鳥を撮るということ。

その頃から趣味で写真は撮っていたものの野鳥を撮るまでには至りませんでした。
手持ちの機材ではとても野鳥なんて無理だと。時代はまだ銀塩写真とマニュアルフォーカスの頃
費用もかさむし撮る自信も無かったのです。

画像4: 水辺の宝石カワセミと
野鳥を撮るということ。

やがて時代はデジタルカメラに移行しオートフォーカス、高速連写等アマチュアでもそれなりの面白い写真が撮れる時代に。FBでいろんな方の野鳥写真を見るにつけ、だんだんとその気に(^^♪

画像5: 水辺の宝石カワセミと
野鳥を撮るということ。

それからはデジカメ片手にカワセミの見られる場所を調べ、釣り人たちにもリサーチしたりの日々でしたが実際に会えたのはそれから一年半後でした(^_^;) 随分と遠回りしてました(^^♪

画像6: 水辺の宝石カワセミと
野鳥を撮るということ。

ようやく、いくつかのポイントをつかみ少しずつカワセミを撮る機会も増えてきました。
その表情のひとつひとつに感動し、自然のなかの野鳥の魅力を再認識させられる日々でした。

画像7: 水辺の宝石カワセミと
野鳥を撮るということ。

画像8: 水辺の宝石カワセミと
野鳥を撮るということ。

画像9: 水辺の宝石カワセミと
野鳥を撮るということ。

そんなある日の事でした!いつもの様にカワセミのポイントである公園へ。
その日もたくさんの野鳥カメラマンがカワセミ撮りに集まってました。
大砲レンズにフラッグシップカメラ、100万円オーバーのシステムの方々がズラリ。
後から参加した僕は後ろの方で控えめに撮影開始。

画像10: 水辺の宝石カワセミと
野鳥を撮るということ。

しばらくしてカワセミが飛んで来ました。しかし枝に留まったまま動きません。
すると一人のカメラマンの方が「行くで~っ」(関西なので)と何をするのかと思えばバケツの中から生きた魚を池の中にまきはじめました。
カワセミもその魚を見てダイブします。一斉にシャッター音の嵐!
その光景に唖然、それで撮った写真に何の価値があるのだろう?
子供たちが水辺の渡り鳥にパンくずをあげる、その行動とは全く異質なものでした。
野鳥を撮る意味、マナー、モラルって何なんだろう?嫌悪感を感じその場を後にしました。
もちろんその場のすべてのカメラマンがその行為に賛同しているとは思いませんが、自然の野鳥を撮る意味をもう一度考えていただきたい思いでした。
(注:上の写真はその時のものではありません)

画像11: 水辺の宝石カワセミと
野鳥を撮るということ。

何時間も待って一枚の写真も撮れないこともあります。それでも懲りずにまたチャレンジする。
今日は会えるかな?今日は良いのが撮れるかな?そんな思いで野鳥を追いかける。
それで撮れた写真こそ価値があるのでは?

後日ヤマセミの撮影に行った時に野鳥カメラマンさん方とその話をしたら「みんなやってますよ」「僕もやってますよ」って意見ばっかでまたまた唖然。(^_^;)

みんながみんなとは言いませんが、高級カメラと高級レンズ、その投資に見合う写真を撮るためだったら手段を選ばない。
そんな風に見えてしまうのが悲しいです。カワセミの背中も少し寂しそうに写ってしまいました。

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