暖かすぎる冬

各地で「暖冬のせいか、こんなに早く咲くなんて」
との花の知らせがあるので
私も梅林に行ってみました。

昔読んだ話で
ある里山の楠だか欅だかなんだかの樹の横に
梅の木が、毎春薫り高く咲くのを
なんだかの樹は楽しみに、
長い年月見守っていたのだけど

人が観賞用に都会に植え替えたら
土が変わって枯れ死んでしまった。

春になっても香りが届かなくなったことで
里山の樹は気付いて怒って人を呪うけれど
庭師が梅の木の最後の声を聴いていて
実は里山にいたときから病に罹っていた、
枯れて死ぬのは間もなくて、これは運命だけれど
里山の懐かしい樹の横で死にたい、と。
そして庭師が接ぎ木をして
小さな苗を里山に返す

なんだかの樹は梅の木を見守りながら
また静かに過ごしていく

誰の話だったかも
細かいところもよく覚えていないけど

ずっと、梅はそのイメージがあります。

画像1: 暖かすぎる冬

画像2: 暖かすぎる冬

画像3: 暖かすぎる冬

画像4: 暖かすぎる冬

たわわと咲いているのが目についたら、
小走りで撮りに行きました。
まだまだ咲いているのは片手で数えられるほど
堅い蕾ばかりの株が多かったです。

画像5: 暖かすぎる冬

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