旅の始まりの前に

 年に2回、4月と9月に沖縄離島旅行に行くのが我が家の決まり(?)なのですが、石垣島のLCC就航に始まり、宮古島の伊良部大橋完成など、離島人気に拍車がかかっている昨今、航空機の予約すら難しい状況になっております。
 この9月はこのような状況で旅行の計画が遅れたこともあり、その煽りをモロに食らってしまい沖縄行きを断念せざるを得なくなってしまいました。渋々別の旅行先を考えていたところ、これまで日本の最西端、最南端(※)を制覇しているということもあり、最北端、最東端を目指そうという理由で沖縄とは真逆の北海道を目指すことにしました。
 初めは最北端、最東端を一気に制覇しようと考えたのですが、両方を制覇するには往復1,000km超えの長距離移動な事がわかったため、どちらか一方だけにすることに。(北海道の広さを舐めてました…)そこで、道北と道東を比較すると世界自然遺産である知床半島に行けるということが決め手になり、道東に4泊5日で行くことに相成りました。

※日本の端っこ一覧(一般人が行ける場所)
最東端 納沙布岬(のさっぷみさき):北海道根室市
最西端 与那国島西崎(いりざき):沖縄県八重山郡与那国町
最南端 波照間島最南端の碑:沖縄県八重山郡竹富町
最北端 宗谷岬:北海道稚内市

やはり寒かった北海道、そして初めての食事

 今回の旅は「たんちょう釧路空港」から始まり始まり。10時過ぎに空港に降り立ち外に出た最初の感想は「寒い」。やはり「試される大地」と呼ばれるだけあり、9月初旬だというのに東京の10月後半位の気温で、小雨模様も相まってかなりの肌寒さを覚えました。しかし、寒さに負けていられずお腹も空いたので、そそくさとレンタカーを借りて釧路市内の炉端焼きのお店「喰い処 鮭番屋」さんへ。
 「喰い処 鮭番屋」さんは店の入口近くに並べられた様々な魚介類から、好きな素材を選んでそれを炉端で焼くスタイルのお店で、インターネット上の評価が高いお店です。我々が選んだのは、「活きスルメイカ」、「岩牡蠣」、「帆立貝」、「鮭ハラス切り身」、「朝揚げサンマ」、「うにいくら丼」、「鮭といくらの親子丼」の7品。
 いくら、牡蠣、帆立貝も十分美味しかったのですが、最高に美味しかったのはなんとなんと意外にも「活きスルメイカ」!このダークホース的なスルメイカは、炉端で焼いた後にお皿の上でハサミで豪快に輪切りにした後、そのまま肝と和えて頂きましたが、普段は内臓系を食べない私が「美味い!美味い!」と言いながら、最後の最後まで肝の残りを食べるほどの美味しさでした。採れたて新鮮な素材の素晴らしさを余すところ無く味あわせてくれた「鮭番屋」さんには感謝感謝です。

画像: たくさん並ぶ魚から好きな物を選ぶビュッフェ?スタイル。

たくさん並ぶ魚から好きな物を選ぶビュッフェ?スタイル。

画像: 絶品の「うにいくら丼」と手前には「鮭といくらの親子丼」。

絶品の「うにいくら丼」と手前には「鮭といくらの親子丼」。

画像: 新鮮な海の幸を炭火で焼いていただきます。

新鮮な海の幸を炭火で焼いていただきます。

画像: この旅で一番美味しいと感じた「スルメイカの炉端焼き肝和え」。

この旅で一番美味しいと感じた「スルメイカの炉端焼き肝和え」。

いざ納沙布岬へ!

 腹ごしらえをした後は、早速、今回の旅の最大の目的である日本最東端の納沙布岬へ向けて出発! …と、勢い良く出発したものの宿泊先は釧路近辺のため、納沙布岬に行くには往復約300kmを6時間程で移動する必要があります。という訳ことで、ひたすら脇目もふらず東へと車を走らせ走らせ、遂に辿り着きました、納沙布岬!しかし、生憎の荒れた天気で風も強かったので、最東端の碑の前での記念撮影と、岬の先端まで行って端っこ感を味わうだけで終わってしまいました… 残念。

画像: 晴れていたらもっと印象に残る景色だったことでしょう。

晴れていたらもっと印象に残る景色だったことでしょう。

宿への帰り道は土砂降りだったけど…

 納沙布岬をあまり堪能できずに今夜の宿がある釧路方面へと帰路に着きました。帰りも宿のチェックイン時間までの余裕があまりないので、来た道をひたすらに戻ります。しかし、行きよりも更に天気が悪く、10m先が見えなくなるほどの土砂降りにも会い、知らない土地の山の中を半分泣きべそをかきながらハンドルを握り続けました。
 そんな中、なんとか宿まで10数kmの所まで辿り着いた頃、ようやく雨も上がり周りの景色も少し楽しみながら運転をしていると、大きな虹が空に掛かっているではありませんか!早速、車を路肩に停めて、車内から広角レンズでしっかりと写真に収めることができました。きっと、1日の最後に神様が素敵なご褒美をくれたんだと思います。

画像: 最後の最後に素敵なご褒美がありました。

最後の最後に素敵なご褒美がありました。

 この後は、釧路市の北、標茶町にあるシラルトロ湖畔にある宿に無事到着し、クタクタに疲れた体を温泉で癒やして明日の旅に備えるのでした。

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